長引く歴史的な円安で、家計に少なからず影響が出始めた今日この頃。
もちろん、我が家もじわじわと影響を受けています。
「あと月1万円あると助かるけど、お給料はそんなに簡単に上がらない・・・。」
そんな時は、家計の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
支出を1万円減らすことは、収入を1万円増やすのと同じ効果があります。
でも、節約ってなかなか続かないのよね。
節約は、固定費削減が超重要だよ!
この記事では、固定費削減で支出を月4万円以上削減した筆者が、固定費削減のオススメ6選をご紹介します。
- 家計改善したい方
- 節約がなかなか続かない方
- 効率のいい節約方法を知りたい方
家計支出の種類
家計の支出は、大きく2種類に分かれます。
固定費と変動費です。
- 固定費:月に支払う金額が決まっている費用
- 変動費:月によって支払う金額が変動する費用
固定費は、住居費・携帯代・光熱費・生命保険料などが挙げられます。
変動費は、食費・日用品費・レジャー費などです。
代表的な支出を固定費・変動費で分けると、以下のようになります。
支出の種類 | 内訳 |
---|---|
住居費 | 住宅ローン、家賃、管理・修繕積立金 |
水道光熱費 | 水道料金、電気料金、ガス料金 |
通信費 | インターネット料金、携帯料金 |
保険料 | 生命保険料、自動車保険料、火災保険料 |
自動車関連費 | 自動車ローン、駐車料金、車検料、自動車保険料 |
小遣い | 夫小遣い、妻小遣い、子ども小遣い |
教育費 | 学費、習い事月謝 |
その他固定費 | ジム費用、サブスク費 |
食費 | 食費、外食費 |
趣味・娯楽費 | 趣味・娯楽にかける費用 |
被服費 | 服・靴などの購入費 |
交際費 | デート代、飲み代、プレゼント代 |
美容費 | 美容院代、化粧品代 |
日用品費 | 洗剤などの購入費 |
交通費 | ETC費、ガソリン代、電車賃 |
医療費 | 通院費、薬代 |
特別費 | ご祝儀、香典、税金積立など |
定期的に一定額が引き落とされるのが固定費、それ以外の費用が変動費です。
節約は固定費から始めるべし
結論から言うと、節約するなら固定費から取り組みましょう。
固定費から削減するべき理由は以下の通りです。
固定費から削減するべき理由
- 節約効果が持続する
- 生活の質を落とさず取り組める
詳しく解説していきます。
節約効果が持続する
固定費削減は、一度見直せば節約効果がずっと続くことが最大のメリットです。
まずは、固定費削減の例を見てみましょう。
- 生命保険を見直すことで、月1万円削減できた。
- 携帯を夫婦で格安SIMに乗り換え、月1万円削減した。
- 使っていない有料動画サービスを解約し、月500円削減した。
一度見直せば、ずっと節約効果が続くのは嬉しいね!
一方変動費は、毎日毎月節約を意識した行動を続ける必要があります。
経験上、無理した節約行動は絶対に長続きしません。
実際に、筆者が挫折してしまった節約方法をご紹介します。
- 特売スーパーをはしごし、週末は必ず作り置き→月5000円削減
- 夫婦のお小遣いを減らす→月1万円削減
- 美容院は極力いかず服も買わない→月5000円削減
同じ月2万円の節約でも、なんだか息苦しく感じるね。
お小遣いへると毎日の楽しみがなくなっちゃう・・・
そう。変動費は毎日毎月節約を意識して生活しなきゃいけないんだ。
このように、固定費削減は効果が持続するので無理なく節約を続けることができます。
変動費を減らす努力も重要ですが、効率的に家計を改善するなら、まずは手間なく効果の続く固定費から着手した方がよいでしょう。
生活の質がほとんど落ちない
金銭面以外で比較してみましょう。
固定費の削減では、生活の質をほとんど落とさずに節約できるケースがとても多いんです。
- 生命保険を見直すことで、月1万円削減できた。
- 携帯を夫婦で格安SIMに乗り換え、月1万円削減した。
- 使っていない有料動画サービスを解約し、月500円削減した。
生活がほとんど変わらないのに節約になってますよね!
節約することで生活の質が落ちては、長続きしません。
無理せず長く続けることができる、固定費から削減しましょう。
固定費見直し術6選
今からできる固定費見直し術6選をお伝えします。
具体的な固定費としては、以下のような支出が挙げられます。
固定費見直し術6選
- 住居費
- 保険料
- 車の維持費
- 通信費
- 光熱費
- サブスク費
これらの固定費は、金額の多い順に並べています。
具体的な削減方法について解説します。
固定費削減①住居費
住居費は、家計で最も大きな割合を占めます。
一般的に、住居費を手取り収入の30%以内に抑えると家計管理しやすいとされています。
賃貸の場合、手取りの適正予算内の物件を探しましょう。入居前に交渉をすることで家賃の値下げに応じてくれることもあります。すでに収入の30%以上の物件に住み生活が苦しいのであれば、引っ越しをするのも一つの手です。
持ち家の場合、住宅ローンの負担を軽減する必要があります。
住宅ローン軽減には、2つの方法があります。
- 住宅ローンの借り換え
- 住宅ローンの繰り上げ返済
どちらも手数料はかかりますが、条件が合えば住宅ローンの負担を軽減することができます。
一般的に、ローン残額が1,000万円以上かつ返済期間が10年以上あり、借り換え後の金利が1%以上低くなる場合、節約が期待できます。一度FPに相談してみてはいかがでしょうか。

固定費削減②車の維持費
生活を豊かにしてくれる車ですが、維持費や購入費は高額になりがち。
購入する車を中古車にする、車を2台から1台に減らすといった工夫ができれば、大きな節約になります。
車の利用が週2日以下ならば、カーシェアリングを利用するとさらに大きな節約効果が期待できます。
任意で加入している自動車保険も、必要以上の保証・特約がついているようなら見直しをすることで節約につながります。
自動車保険は、ネット保険に切り替えるとかなりお安くなります。
代理店経由で加入している方は、一括見積もりで乗り換えるのがオススメです。
固定費削減③保険料
保険料も家計に大きな負担となる支出です。
特に生命保険料は、住居費・教育費と並んで三大支出と言われています。
割高な貯蓄保険を解約し、掛け捨てにすることで安くて手厚い保障を得ることができます。
筆者も生命保険を見直し、夫婦で月2万円の支出削減に成功しました!
自分の生命保険料は払いすぎなのか、家計診断してもらうことがオススメです。
固定費削減④通信費削減
大手キャリアから格安SIMに変更することで、月5000円ほど通信費を削減することが出来ます。
我が家も楽天モバイルのキャンペーンのおかげで、1年間通信費を無料にすることができました!
楽天モバイルの無料キャンペーンは終了しましたが、各社乗り換えキャンペーンや新プランを続々発表しています。
月にどのくらいギガを使うか、通話頻度によって最適なプランを契約しましょう。
固定費削減⑤光熱費
水道料金と違い、電気代とガス代は、どちらも会社・プランの見直しで節約することができます。
乗換方法も、乗換先の会社に申し込みをするだけ。解約も乗換先の会社が代行してくれます。
品質も全く変わらないので、暑くなる前に乗換することをオススメします。
▼電力会社を一括比較できるサービスがオススメです。

▼高くなりがちなプロパンガスも、一括見積で最安値を探すことができます。


▼乗換のできない水道料金は、節水シャワーヘッドを使っています。
我が家で1年以上愛用しているarromicの節水シャワーヘッドは、7割節水できるのに水圧◎でかなりオススメです!賃貸でも使用できますよ。
ボタン一つで水圧を切り替えられるので、家族でもめることもありません。

固定費削減⑥サブスク費
なんとなく加入しているけど使用していないサブスク、ありませんか?
AmazonプライムやNetflix、有料アプリなどクレジットカード履歴を確認すると、使用していないのに解約を忘れている有料サービスが見つかるかもしれません。
まとめ
今回は「家計の固定費節約術6選」について記事にしました。
- 家計支出は、固定費と変動費に分かれる
- 効果が持続し生活の質が落ちない「固定費」から節約すべし
- オススメ固定費見直し術6選の紹介
固定費見直しは一度手間をかければ無理なく節約効果が続きます。
さらに、節約できたお金を貯蓄に回したり、投資したりすることで生活は豊かになっていきます。
見直しは大変ですが、コツコツ家計管理していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。